頚椎椎間板ヘルニアCase
五十肩(肩関節周囲炎)について
肩の関節の周りには、多くの筋肉・腱・じん帯が存在します。それらが炎症を起こし、痛みや動きの制限を引き起こします。関節自体の異常ではなく、周囲の筋肉や腱の機能異常が原因で起こります。
こんな症状ありませんか?
- 夜寝ている間、ズキズキするような痛みがあり、睡眠を妨げることがあります
- 肩を動かすとき、特に上げる動作で強い痛みを感じます
- 肩の痛みとは別で、力が入りにくくなり、重いものを持ったり腕を上げる動作がしづらくなります
- 衣類を着る、髪をとかす、物を高いところから取るといった日常動作が難しくなります
起きやすい条件
40歳以上の人に多く見られますが、一定の動作を繰り返すスポーツ選手や重労働者、パソコン作業が長時間にわたるオフィスワーカーなどに好発します。また、肩への外傷や過去の手術歴、糖尿病などの全身疾患もリスクを高めます。
症状を放置すると…
痛みが慢性化し、日常生活に支障をきたすようになります。さらに、肩の動きの制限が進行し、「凍結肩」になることもあります。これは、肩がほとんど動かせなくなる状態を指します。また、慢性的な炎症は腱板損傷などを引き起こす可能性もあります。
つらい症状にお悩みの方は
当院にご相談ください
治療方法
- 炎症を抑え、痛みを軽減するステロイドの注射が行われることがあります。
- 非ステロイド性抗炎症薬が処方され、炎症と痛みを抑えます。
- リハビリは、痛みの管理、肩の可動域の改善、筋力の回復を目指します。
- 自宅で、肩の痛みをコントロールするために、日常生活での腕の位置を指導します。